稲垣みさよのブログ

稲垣みさよの日々の活動報告です

「TVドラマ 逃げるは恥だが、役に立つ」って中身が深い!

このドラマ、11回目の最終回は終わりましたが、中身は

1、主婦業は労働です。年間約305?万円の対価が支払われるべきで、結婚=愛情の搾取であってはいけない。

2、夫婦は上下関係ではなく、「共同経営責任者」として、平等な話し合いによって、工夫していくことが必要だ。

3、長時間労働はやめ、夫婦の自由な生活時間を作るべきだ。

4、海外で低賃金により安い商品作ることは、国内の仕事を減らすことになる。

など、色々な問題をコミカルに、また、ダンスと「星野 源の音楽」(私は、男性が力で社会や人生を作っていくことにサヨナラを告げた詩だと思いますが。)でさらに魅力をプラスした、素晴らしいドラマだったと思います。全国ですごい反響が有ったので、私と同じ思いを持たれて方もいらっしゃるかと思います。

難しい歴史学女性学・経済学を乗り越え、楽しく、わかりやすくコミカルに仕上げたからこそ、日本中の人々にメッセージが届いたのかな、と思いました。

 

12月議会の報告

12月議会の報告をします。一般質問では下記の1件、議案質疑1件、文教建設委員会では、陳情3件、一般会計補正予算と水道事業会計補正予算で意見を言いました。

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以上のような趣旨で質問しました。

返答には、子どもたちが生き生きと学習に取り組めるより良い環境を提供できるものとなるよう、この協定を活用していきたい、という内容でした。

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新聞紙上にも掲載されたように、この医療事故は和解金が成立しました。しかし、私は2度と同じ事故が起きないことを求めて、議案質疑をしたのです。返答として、この事故を受けて、上級医師であるサポート医がチェックすることになり、改善された点はわかりました。しかし、第2質問として、サポート医の勤務時間や、人員体制の強化を聞きました。医師不足で24時間サポート医がいることは難しいが、更に努力していく病院の態度を答弁内容で確認できました。

その他に、陳情では、「学級規模縮小の継続と他学年への拡大について、国や県に働き掛ける」は全員一致で、「善処要望」されました。しかし、「保育士等の賃金と配置基準の改善を求める意見書」には、日本共産党だけが、「採択」しました。3つ目の「私立幼稚園から、幼児教育・子育て支援関係予算についての陳情書」は日本共産党だけが、「善処要望」しました。とても必要なことと思いましたが、残念!

委員会での質疑や討論は長いので、かいつまんで民報に載っている記事を掲載して代用します。このほうが短くて、わかりやすいと思いますので。

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報告が長くなり、すみませんでした。いつも読んで頂きありがとうございます。

 

 

小牧市立第一幼稚園説明館参加、味岡保育園見学

11月9日(水)午前9時15分から

小牧市立第一幼稚園第5回認定子こども園移行への説明会を傍聴しました。保護者の参加は毎回30人から50人ほどです。市役所からの説明は担当部署の部長・次長を始め5名程です。前回説明会での保護者からの質問に答えた資料を配布しています。毎回保護者からは多くの質問と要望や意見が出されます。市の担当者は保護者からの声を反映して、改善案を提出してきました。しかし、図面変更や建設・修繕費用、来年度以降の募集園児数なども考慮して、再度認定こども園への移行計画を練り直し、来年度5月以降説明会を実施する予定となりそうです。

保護者の声が第一幼稚園の保育内容継承ということで、市の担当者に届いた中間内容だったかな、と思われます。

新制度の保育料に関して、わからないことは市役所に問い合わせをして下さい。個別に違う料金体系になるので、個別に聞いて頂ければ、正しくお答えできます、という説明もありました。

 

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午後3時30分より

民間運営の味岡保育園視察

園長先生より、0歳児~5歳児までの教室やリズムルーム、プールなどを案内して頂きました。広い教室、元気な園児たちの声、明るい保護者他の笑顔。保育士も1教室4名から5名と基準以上の人員配置でした。園庭も広く、新しい園舎で良い環境かなと思われました。来年度園児応募が今、90名前後。0歳から2歳の応募が多く、半分程度しか、受け入れキャパがない、と聞きました。他の園にも問合せをされると思いますが、待機児童が出る可能性もあります。味岡には少人数保育もありますが、園庭がなかったり、部屋が狭かったり、保育環境に差異が出てくるのではないでしょうか。,

正規の保育士もいますが、非正規の保育士も多くいます。非正規の人件費は市の非正規と同等の金額ではないか、という話でした。子どもの命を預かる保育士を全員正規にするか、非正規の生活を保障できる賃金の確保をして欲しいと思います。

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TPPが可決されたら、どうなるの?

11月2日午後TPP特別委員会で、自民・民進両党理事が合意し、同承認案・関連法案を採決することを決めました。4日にも本会議で可決することを狙っています。(新聞赤旗。(11月2日記事)

農業→輸入を増やし、食料自給率39%をさらに下げる方向に向かう。農薬残留農産物の検査が非常に困難。遺伝子組み換え食品・作物が大量に出回っており、その表示もできなくなる恐れがある。規制したい国は黒だと証明しなければいけないとTPPには書かれている。等、安全性が後退する危惧が有る。

ISDS条項→国家政策が覆され、皆保険制度などや様々な経済主権が他国製企業に国際的な仲裁裁判所で訴えられる可能性も考えられます。米政府は負けたことが有りません。

薬価→TPPでは、知的財産権が特許が永遠に続いてしまい、高い薬は高いまま、適切な薬や治療が受けられなくなる可能性がある。

など、非常に多岐にわたる、国家制度・国民生活を崩壊させる危険なTPPを絶対に阻止しないと、後悔しても、しきれないほどの困難な生活が押し寄せると思います。

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いわざき授産所の「いわざきふれあいまつり」に出席しました。劇団「ひと組」公演は昨年も、今年も、参加者の笑顔と楽しい歌声にあふれていました。私も一緒に歌い、楽しいひとときでした。ありがとうございました。

 

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味岡小学校区合同自主防災訓練に参加しました。本庄小学校の防災訓練にも参加しましたが、地域の皆さんの防災訓練が何回も行われることで、防災に対する意識が高まっていると思いました。

 

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9月議会の報告と民報こまき

9月議会では、(1)「新図書館建設について」と(2)「小牧市立第1幼稚園の認定こども園への移行について」質問しました。

(1)については、市長の審議会での説明が偏っていて、審議委員に充分な理解とはならなかったのではないか?と思いました。

(2)については、市は、保護者の同意を得ることが重要。幼稚園部分では、今までの保育内容を継承し、市の直営で運用することを決めました。また、今後、待機児童を抱える中部地区に保育園を作ることも視野に入れるとの、答弁が有りました。

 

文教建設委員会では、「定数削減計画の早期策定・実施(公立小中学校)」の請願は全員一致で採択されました。

小牧市・県・国への私立高校授業料助成の拡充」の陳情3件は、日本共産党小牧市へは善処要望、県・市へは採択をしました。しかし、他の党からは、「聞きおく」との声が多く、結果、「聞きおく」となりました。

また、文教建設委員会では、

1、家庭児童相談室における相談件数が増えた要因。

2、児童クラブ受け入れ時間や、一色小・小牧南小の児童クラブ施設の拡充と改善

3、母子家庭等日常生活支援事業内容の確認と周知活動

4、第三保育園の一時預かり〇名の理由

5、プレミアム商品券事業が公平性を欠いているなど問題が多い。金額縮小を考えているか?

6、「こまき市民祭り」の「ディズニーパレード」の行進距離と経費?税金の使われ方にもったいないという声を紹介し、地元の手作りイベントに転換したらどうか。

7、「いじめ・不登校の認知件数と相談件数」を質問。理由と対策を質問。

8、小中学校の部活動について、先生への手当金を質問。「病欠の先生の人数と、精神的理由か、肉体的理由か」を質問。

9、児童就学支援事業、生徒就学支援事業を四月入学前に支給してはどうか。

「子どもの貧困」は見えにくいが、「給食胃の滞納」で見つけられないか。小牧市は今後、給食費無料化を考えてはどうか。」

10、「図書館業務委託」の中で人件費はわからないが、TRCでは、司書有資格者980円、無資格者950円と求人ネットに有りました。小牧市はTRCに窓口業務を委託している。何人雇用して、何人の司書資格を持つ人がいるか。

以上の質問をしました。回答は小牧市役所委員会議事録をご確認ください。

 

9月議会は平成27年度決算について、予算委員会で質疑が有り、日本共産党文教建設委員会では、反対意見を出しました。しかし、他党の賛成により、結果は賛成となりました。

以上の内容と民報こまきを掲載しましす。

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税金を市民の利益へ

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BSテレビフジ「プライムニュース」で、「資本主義の終焉」等の討論が、「水野和夫氏(日大国際関係学部教授)・井手英策氏(慶応大経済学部教授)」の間で交わされました。

水野氏は「金利がほぼ0%になっている今、実は資本を投下しても、利益を回収できないことになっている。資本主義は利益を追求するシステムだから、実は資本主義社会は終焉を迎えている。新たな社会ーよりゆっくり、より近くに、よりあいまいにーと転じ、脱成長という成長を考えなければならない時期に来ている。」と話されました。

(資本主義の終焉と歴史の危機 集英社新書

また、井手英策氏は「つながる社会を構築すること。つまり、経済の豊かさを目的とするのではなく、再分配と共同体の互酬という、人間本来の性質に輝きを取り戻させる時代に変わるのではないか。」

(経済時代の終焉 岩波書店)、<全て、小牧図書館から借りました。>

ちょっと、固い話から入りましたが、私がデンマーク視察旅行で学んだ「共生社会」に近いイメージを感じました。

税金が地方分権に多くの比率で使われ、教育・医療・高齢者福祉・保育などが無償であること。

その土台は、民主主義が浸透し、政治の情報開示が透明に国民の届き、国民と政治家との信頼関係が有ることや、投票率が高く、国民が政治のチェックをしていることが有ると思います。

高い税金を払っても、国家を信頼でき、誕生から死を迎えるまでの保障制度があり、不安がない。だから、貯金がなくても、安心して、子育てやバカンスを楽しめる。つまり、社会が貯金をしているという制度。

貯金がないと、子育て・教育・医療・老後が心配な日本。今、貯金0の家庭も増えています。

まず、企業の優遇税制の削減、戦争できる国にするための軍事予算5兆円の削減、なおで、社会福祉の財源を確保し、中間層を増やしていき、生活の不安を解消することが求められると思います。

では、小牧市は?

図書館審議会で、8回目の傍聴をしました。「駅西A街区に(約40億円)新図書館建設」(案)に賛成する審議委員が多いです。

傍聴する立場で意見は言えませんが、「住民投票では、A街区に新図書館建設という計画は反対」が賛成を上回りました。この結果をどう審議委員さんは受け止めているのでしょうか?

1、市の将来の財源を見て、建設費を抑えること

2、図書館のコストをかけるべきは、本(資料)と人(職員)

3、東部・味岡・北里の分館の充実。西部・南部にも拡充。

  分館を支える 中央館機能の充実

以上が日本共産党小牧市議団の現時点での提案です。 

「税金を市民の利益へ」…テーマに戻りました。